授業事例

  • 50分 5回を想定
  • 共通教科の「情報の科学」の授業で使用

授業の目的

  • データベースについての基本的な考え方を理解すると同時に、「射影」「結合」「選択」の振る舞いを理解し、データベースを扱うことができる。
  • データの蓄積と管理に関して、シミュレーション(コンビニのレジシステム)を通して体験する。

授業の展開(第1時)

導入

  1. データベースとは

展開

  1. サクセスによるデータベース操作方法
    図書館データを使用
  2. データの処理「選択」
    例題
    「ごんぎつね」のレコードを選ぶ
    フィールドの数とレコード数を確認
  3. 「射影」
    例題
    「書名」、「著者名」のフィールドだけを表示
    フィールドの数とレコード数を確認
  4. 「結合」
    例題
    「ごんぎつね」の著者名を表示
    フィールドの数とレコード数を確認

まとめ

授業の展開(第2時)

導入

  1. 「選択」「射影」「結合」についての演習問題を解く
  2. サクセスのおさらい

展開

  1. 図書館データを使った実習
  2. 演習問題を解く

まとめ

授業の展開(第3時)

導入

  1. 前回までの復習
  2. データベースをプログラムで扱う

展開

  1. SQLエディタの使用方法の説明
  2. データベースに接続
    use文
  3. 射影
    select フィールド名 from テーブル名;
    例題
    「商品名」だけを表示
    「商品名」と「メーカー」を表示
  4. 選択条件の書き方
    例題
    「150円の商品」を表示
    「150円以上の商品」を表示
    「150円以外の商品」を表示
  5. 選択条件の書き方(文字列)
    例題
    「メーカーがみずうみ製麺の商品」を表示
    「商品名が麦茶の商品」を表示
  6. 選択条件の書き方(複数の条件)
    例題
    「みずうみ製麺の150円の商品」を表示
    「150円以上か140未満の商品」を表示

まとめ

授業の展開(第4時)

導入

  1. SQLの振り返り

展開

  1. 結果の並べ方
    例題

    価格の安い順に並べた際に最初にある商品名とメーカーは何か?
    価格の高い順に並べた際に最初にある商品名とメーカーは何か?

  2. 文字を含む検索の書き方
    例題

    商品名に麦を含む商品」を表示
    「商品名が茶で終わる商品」を表示

  3. 結果の件数や合計を表示する
    例題

    価格が150円の商品のレコード数は?
    「商品の価格の合計」を表示「商品の平均価格」を表示

  4. 自分の好きな商品を登録する

クラスごとのデータベースの登録

事前にCSVファイルを準備しておく場合

– 1テーブルにつき1つのCSVファイルの準備が必要

– 新規プリセットDB登録を使用

– プリセットDB名称を「shopsite」で登録

– 授業資料にあるデータベース作成用ファイル(product.csv, sales.csv)をアップロード

授業内で生徒がデータの登録をおこなう場合

– sAccessのデータテーブルの操作から登録する

– 各フィールドに追加したいデータを入力

– 追加ボタンを押して完了

まとめ

授業の展開(第5時)

準備

  1. 新規プリセットDB登録からプリセットDB名称を「shopsite」として登録が必要
  2. 授業資料にあるデータベース作成用ファイル(product.csv, sales.csv)をアップロード

導入

  1. 情報システムとは
  2. 情報システムは様々なプログラミング言語で開発される

展開

  1. PHPエディタの使用方法を説明
  2. 商品検索システムを体験
    • 「shopsite.php」を選び実行する
  3. レジのプログラムを体験しよう
    • お客さんとコンビニ店員に分かれてレジのプログラムを体験してもらいます
    • お客さんの生徒は注文票を記述する
    • コンビニ店員の生徒は「register.php」を実行し注文票に従って、会計をする
  4. プログラムをのぞいてみよう
    • 商品検索システム(shopsite.php)のプログラムから「select」「where」などを見つけてみよう

まとめ

  • 社会を支える情報システムは様々なプログラミング言語で開発されている
  • 情報システムはデータベースと連携しながらデータの処理を行っている