sAccessとは


こんなことに使えます

  • 授業時間はあまりないけれど、データベースの実習を行いたい。
  • AccessやSQLの学習をしたいけれど、いきなりは難しいのでまず簡単にデータベースを体験したい。

特徴

  • 日本語の命令(コマンド)を入力することでデータを操作します。
  • 入力したコマンドの一覧やデータ操作の履歴を見ることができます。
  • コマンドの順序を変えることで、データ操作の関係を観察することができます。
  • オリジナルデータを使用した演習や,複数人でのデータベース共有も体験できます。 (→クラス管理機能

使い方


データ選択画面

登録されているプリセットデータベースを選んでください。

プリセットDB選択

現在、次のものが利用できます。(クラス管理機能を使えば、オリジナルのプリセットDBで演習することもできます。)

  • コンビニ
    • 売上データ
    • 商品データ
  • レンタル
    • 貸出データ
    • 顧客データ
    • 商品データ
  • 生徒名簿
    • 生徒データ
    • 選択科目データ
    • クラブデータ
    • 生徒成績
  • 図書館
    • 貸出データ
    • 生徒データ
    • 図書データ
    • 著者データ
    • 分類データ
  • English version is also available

データ操作画面

データを読み込むとデータ操作画面になります。

図1_サクセス画面例
コマンド入力部(画面左側)

具体的な命令を入れます。

データ表示部(画面右側)

入力されたコマンドに対応して、命令を実行した後のテーブル(ビュー表)が左側に表示されます。表示されているテーブル以外のものは、別ウィンドウで確認が可能です。
各コマンド実行の前後のテーブルが、そのまま履歴として残っています。操作の組み合わせでデータがどのように変化したかを、簡単に観察できます。

他のテーブルの表示

データを読み込んだ直後は、1番目のテーブルの「表示」コマンドが入力された状態です。

  • 操作対象のテーブルを切り替える時は,さらに「表示」コマンドを追加するか,既にある「表示」コマンドのテーブル名を編集してください。
  • オリジナルデータを読み込んだ場合、「表示」コマンドも実行されていない状態です。まず、どれかのテーブルを「表示」してください.
  • 操作対象でない他のテーブルの内容を確認するときは、コマンド入力画面の下にある、各テーブルの名前をクリックして下さい。別ウィンドウでレコードが表示されます。

コマンドの操作

コマンドの入力

コマンドを入力して、「追加」をクリックすることで、テーブルへの操作を行うことができます。
入力されたコマンドは、ブロックの状態で追加されていきます。新しいコマンドを入力するたび、ブロックが次々と下に追加されます。

コマンドの削除

削除したいコマンドブロックは、ブロックの横のボックスにチェックを入れ、「削除」ボタンをクリックして下さい。一度に、複数のコマンドを削除することもできます。

コマンドの修正

入力した命令を修正するときは、コマンドブロックの文字の部分をクリックしてください。色が変わるので、命令を修正した後、「変更」ボタンをクリックすると、命令が修正出来ます。
新規の演習問題のために、テーブルを読み込み直後の状態に戻したいときも、コマンドの削除を行ってください(「表示」コマンドは残しておきましょう)。

コマンドの順序変更

コマンドブロックにチェックをし、「一つ上へ」「一つ下へ」をクリックすることで、チェックしたブロックを上下に移動させることができます。これによって、コマンドの順序を変更することができます。

データの出力

コマンド入力部分の<結果ダウンロード>ボタンをクリックすると、命令実行後の最後の状態(一番左)のテーブルのデータをダウンロードすることができます。
CSV形式でダウンロードできますので、ダウンロードしたデータをグラフにするといったことが可能です。
ダウンロードに際しては、ブラウザの設定にもよりますが、デフォルトは"result.csv"というファイル名になっているので、複数保存する場合は、名称などに注意をしてください。

新しいデータセットを読み込むとき

別のデータセットを読み込むときは、「DB選択に戻る」をクリックして下さい。
「データ選択画面」に戻ります。

注意

  • データの操作中にブラウザの「戻る」ボタンをクリックしないでください。
  • (コマンド入力中以外のbackspaceキーも同様です)

各機能の紹介


オリジナルデータベース作成機能

自分が作成したテーブルデータを読み込むこともできます。

オリジナルデータ入力

  • この場合は、各生徒がテーブル&レコードリストに相当するCSVファイルを用意し、アップロードします。
  • データを読み込むときは、セットになるテーブルをすべて読み込んでください。最大3テーブルまで同時登録可能です。

クラス管理機能

クラス管理機能を使うと、授業内容に合わせてプリセットDBの編集を行ったりデータベースを共有して同時編集を行うことができます。

  • クラス作成(教師)
  • クラス参加(学習者)

クラス作成(教師)

クラスの作成は、上記URLのページで、誰でも作成できます。
(一定期間アクセスのないクラスは、予告なく削除されます。ご注意下さい。)

クラス作成画面

クラスを作成すると、ランダムに6桁の整数のIDが割り振られます(登録完了時に表示されます)。管理画面にログインするときに必要です。

クラス作成完了画面

※このクラスIDではログインできません。

クラス参加(学習者)

sAccessのメインページで、画面右上の入力欄にクラスIDを入力し、「クラス設定」をクリックして下さい。
(クラスIDは、予めクラス作成機能で登録されたものを、実習時に教師から学習者に通知する使い方を想定しています。)

クラス_ID入力

クラスモードに入ると、タイトルにクラス名の情報が表示されます。
またプリセットDBも、そのクラス用に用意されたデータベースが表示されます。

クラス_メイン画面

クラスでは、氏名の入力が必須になります。

また、共有状態のプリセットデータベース(教師が設定できます)の場合、クラス内の全ユーザが同じデータベースにアクセスします。
データは誰でも追加/変更/削除可能なので、誰かの変更結果を全員で共有できる効果と同時に、更新タイミングのずれによるデータの不整合や、それに伴う検索結果の個人差などの問題点も合わせて体験することができます。

クラス管理(教師)

作成したクラスについて、各種変更ができます。
管理画面へは、「こちら」からログインしてください。

クラス管理_ログイン画面

ログインに成功すると、クラス管理画面に移動します。

クラス名変更

クラス名と学校名を変更できます。ここで登録した情報は,学習者用画面でタイトルとして表示されます。

プリセットDB変更

登録済のプリセットDBについて、共有化の切替ができます。

クラス管理_プリセット一覧

「共有化」ボタンをクリックすると、そのプリセットDBが共有化された状態になります。
共有化されたプリセットDBはクラス内の全ユーザがアクセスできるようになります。

クラス管理_共有化

「初期化」ボタンは、共有状態のデータベースについて、データをCSVファイルで指定した最初の状態に戻します。
また、「共有解除」ボタンでデータベースの共有を解除できます(この際、同時にデータも初期化されます)。

新規プリセットDB登録

新しいプリセットDBを登録できます。データテーブルの登録に用いるCSVファイルの形式は、学生用画面で「オリジナルデータ入力」で登録できるものと同じです。

クラス管理_新規プリセット登録

コマンド一覧


  • コマンドと各オプションは、空白(全角/半角どちらもOK)で区切ってください。 なおコマンドは、別名で書いても実行可能です。
  • [フィールド名] は実際の名前に置き換えてください(例:field_1)
  • [選択肢1|選択肢2|...]は、|で区切られたキーワードのいずれかを指定してください。
  • (フィールド名) は省略可能です。
コマンド 意味 対応SQL
表示 [テーブル名] 操作対象の[テーブル名]のデータリストを表示します。 select * from [テーブル名]
選択 [フィールド名] [キーワード] 指定した[フィールド名]で[キーワード]と一致するものを取り出します。 select * from TABLE where [フィールド名] [キーワード]
[キーワード]が部分的に一致するものを取り出したいときは、%を使います select * from TABLE where [フィールド名] like %[キーワード]%
比較する [フィールド名] [数値][以上|以下|より大きい|より小さい] 各データの[フィールド名]と[数値]を比較し、数値[以上|以下|より大きい|より小さい]のデータのみ表示します。 select * from TABLE where [フィールド名] [>=|<=|>|<] [数値]
射影 [フィールド名] 各データについて、指定した[フィールド名]だけ表示します。複数のフィールド指定する場合、カンマ区切り(空白なし)で指定(例: field_1,field_4,field_8)
※v.1の射影は重複をまとめません.v.2以降は重複をまとめます.
select distinct [フィールド名] from TABLE (v.2)
select [フィールド名] from TABLE (v.1)
結合 [サブテーブル名] 現在のデータと[サブテーブル名]を,キーフィールドの値を基準として結合します。共通の名称のフィールドを自動的に探して,キーフィールドとします. select * from TABLE natural join [サブテーブル名];
合計 [フィールド名1] (フィールド名2) 指定したフィールドの合計値を出します。フィールド名2を指定すると、そのフィールドの値をキーとしてグルーピングします。 select [フィールド名2],sum([フィールド名1]) from TABLE group by [フィールド名2];
平均 [フィールド名1] (フィールド名2) 指定したフィールドの平均値を出します。フィールド名2を指定すると、そのフィールドの値をキーとしてグルーピングします。 select [フィールド名2],avg([フィールド名1]) from TABLE group by [フィールド名2];
数える (フィールド名) データの個数をカウントし、その結果を表示します。フィールド名を指定すると、そのフィールドの値をキーとしてグルーピングします。 select [フィールド名],count(*) from TABLE group by [フィールド名];
整列 [フィールド名] [昇順|降順] 指定した[フィールド名]が、[昇順](小さい順、辞書順)または[降順](大きい順、辞書逆順)になるように、データを並べ替えます。 select * from TABLE order by [フィールド名] [asc|desc]
重複の削除 重複しているデータを一つにまとめます。 select distinct * from TABLE
取り除く [フィールド名] [キーワード] 指定した[フィールド名]に[キーワード]が含まれないデータのみ取り出します。 select * from TABLE where [フィールド名] not like "%[キーワード]%"
表示する [テーブル名] [テーブル名]のデータを表示します。 select * from [テーブル名];
追加する [キーフィールド名] [サブテーブル名] [サブ.フィールド名] 現在のデータリストに、[サブテーブル名]で指定したデータテーブルの[サブ.フィールド名]を追加します。[キーフィールド名]が関連付けのキーになります。メインデータ、サブデータでフィールド名が共通しているもののみ指定できます。 select TABLE.*, SUBTABLE.[サブ.フィールド名] from TABLE, [サブテーブル名] as SUBTABLE where TABLE[キーフィールド名] = SUBTABLE.[キーフィールド名];